山形県三川町は庄内平野の真ん中にあり、人口は約7,400人。山形県の全市町村の中で唯一、山のない自治体です。三川町は海にも接しておらず、町の面積の約3分の2が田んぼの町です。三川という漢字を足すと「田(三+川)」 となり、「三川は田んぼでできている」とPRしているとおり、町の特産品と言えば、当然「お米」です。5月上旬、田んぼに水を張り始める頃には、町全体が大きな湖のようになり、町の花「菜の花」が春の風景として親しまれています。山形県三川町は、インターネットでふるさと納税が可能なオンラインサイト「ふるさとチョイス」にて、Amazon Payを通じてふるさと納税をすることができます。山形県三川町役場 産業振興課 課長補佐 今野徹さんに、人気のある返礼品やAmazon Payを利用して寄附できるようにしたねらい、そしてその寄附金の使い道について、お話をお聞きしました。

まず、山形県三川町にふるさと納税をする方から人気の返礼品を伺いました。

お米は「つや姫」、「はえぬき」、そして「雪若丸」が人気

 今野氏(以下敬称略)辺り一面に田んぼが広がる風景は、私たち町民も大好きな景色です。古くからの米どころなので、人気の返礼品はお米です。「つや姫」、「はえぬき」というこの2つの山形ブランド米に加えて、2018年にデビューした「雪若丸」を希望される方も増えてきました。お米以外の珍しい返礼品は、町内を縦断する赤川で捕れる天然モクズガニです。生きたまま発送したのは本町が初めてです。ふるさと納税は、三川町を知っていただく良いきっかけになっています。

ふるさとチョイスでAmazon Payが利用できるようになったのは2018年10月のこと。三川町ではその後すぐにAmazon Payを導入されたとのことですが、それはなぜでしょうか?

導入後、2割近くがAmazon Payを利用

今野 2017年に寄附金額が減少してしまい、そこで採った対策が寄附者さんの決済方法を増やすことでした。多くの方にご利用いただきやすくすることで、ふるさと納税のポータルサイトを増やすことにも匹敵すると考えたのです。導入した決済法の1つがAmazon Payで、すぐに効果が現れました。1カ月の寄附金額のうち2割近くがAmazon Payの利用者という結果が出たのです。新たな寄附者さんの掘り起こしにつなげることができたと認識しています。

ふるさと納税で集まった寄附金の使い道についてもお伺いしました。 

寄附金の使い道は福祉・医療・教育等の支援が中心

今野 寄附金の使い道には3つの分野があります。「一人ひとりが輝き、やさしさあふれるまちづくり(福祉・医療・教育等)」、「快適で美しく、やすらぎに満ちたまちづくり(環境・防犯等)」、「人と産業が躍動し、豊かさで潤うまちづくり(産業・観光等)」です。お寄せいただいた寄附金はお米作りをはじめ、町のさまざまな事業に活用させていただいています。

この中で、明治時代に育種された「イ号」という三川町産のお米を90年ぶりに復活させ、オリジナルの日本酒「イ号彌太右衛門」を誕生させることもできました。このお酒は自然の力を利用した昔ながらの「生酛造り」で醸造した特別純米酒で、今後、三川町の新たな特産物として期待しています。

最後に、三川町のPRをお願いいたします。
今野 三川町は四季折々の豊かな自然に囲まれた美田の町です。ふるさと納税を通じて三川町を多くの方に知っていただき、町外にお住まいの皆さまの「ふるさとを応援したい」「ふるさとの未来づくりに貢献したい」という想いを、寄附を通じて実現していきたいと考えております。これからも応援、よろしくお願いいたします。

Website: https://www.furusato-tax.jp/city/product/06426

*データはすべて山形県三川町による調査結果です。