インターネット花キューピットは、花キューピット株式会社が運営するECサイトです。 全国約4,400店の花店ネットワークを持つ「花キューピット事業」に、インターネットの特性をマッチさせ、「いつでも、どこからでも、どこへでも」フラワーギフトを贈ることが可能なECサイトとして2000年6月にスタートしました。  「贈る人」、「贈られる人」に共に笑顔を生み出したいという理念のもと、便利で、信頼できるサービスを提供しています。 今回は、そのインターネット花キューピットに焦点をあて、同社がAmazon Payを決済方法として導入するに至った経緯やその効果について、花キューピット(株) ウェブストラテジー事業部 事業部長の大橋 俊彦さんにお話を伺ってきました。

「花キューピット」という高い認知度のブランドポテンシャルを生かすには

 大橋さんが花キューピット(株)に入社してインターネット花キューピット事業を担当されるようになったのは約6年前。その時はどのような状況だったのでしょうか。

大橋氏(以下敬称略)私が担当し始めたころのインターネット花キューピットは、インターネットの特性を活かしきれておらず、伸び悩んでいた状況でした。 しかし、創業以来60年以上をかけて培ってきた「花キューピット」というブランドはおかげさまで高い認知を得ており、ECにおいてもポテンシャルを感じていました。 インターネットの利便性を活かしたより良いサービスを提供するためには、何か「プラスワン」が必要であると考えていました。

そして、顧客データの徹底的な分析から導き出されたのはお客様の年齢層を広げるターゲット戦略でした。

大橋 これまでのお客様は40~50歳台の方が中心でしたが、若年層のお客様にもフラワーギフトを広めたいと考えたときに着目したのが決済方法の拡充です。それまでは、クレジットカード払いとコンビニ払いを導入していましたが、どうしてもコンビニ払いでは支払い忘れなどが生じていました。そこで、まず携帯キャリア決済を導入したところ、リードタイムの必要なコンビニ払いが減少したことで、商品配達手配までのフローがスムーズになり、手ごたえを感じる結果が得られました。そこで、次のステップとしてより多くのお客様にリーチできる可能性のあるサービスとして検討したのが、Amazon Payの導入です。

新規顧客が多く、相対的にコンバージョン率も高いAmazon Pay。
PGマルチペイメントサービスの利用で、導入もスムーズに。

 「Amazon Pay」の導入後、どのような変化があったのでしょうか。

大橋 実装面では、ゲスト購入の場合にもAmazon Payをご利用いただけるようにすることで、さらに利便性が高まったと思います。 他の支払い手段より新規顧客の割合が3%多く、コンバージョン率はコンビニ払いより5%高い結果が出ています。特に新規顧客に関しては、すべての年齢層でまんべんなくご利用いただいていると思いますが、特に30~34歳男性のご利用は他の支払い方法よりも5%程度多く、Amazon Pay導入前にリーチが十分でなかった顧客層にアプローチができています。また、お客様にとって、Amazonというブランドが、「絶対的な安心感」を与えていると感じております。

では、Amazon Payの導入自体はどのように進んだのでしょうか。

大橋 弊社の決済に関連するシステムについては、約4,400の加盟店様との連携機能もある、基幹システムの連携が複雑であることから、機能を拡張することは工数の面で非常に大変でした。 しかし、GMOペイメントゲートウェイ様のPGマルチペイメントサービスがAmazon Payに対応したことで導入に踏み切ることができました。 開発工数は以前に実施した決済方法の追加と比較して半分以下で済み、実際にかかった開発期間としては3~4ヵ月程度でした。

Amazon Alexaに「アレクサ、花キューピットで○○さんにお花を贈って」と声をかける時代も近いのでは

最後に大橋さんから、Amazon Payを活用した「ボイスコマース」についてのお話も伺うことができました。

大橋 実はAmazon Payを活用したAlexaスキルの開発も視野に入れています。 ECの主なデバイスがパソコンであった時代から、現在ではパソコンを起動させる機会が減り、スマートフォンでの注文がその中心となっています。 現在では、スマートフォンでの入力も手間だと感じているお客様もいらっしゃる。 となると、次は声で注文する時代になるのではないかと考えています。  Alexaに「アレクサ、花キューピットで○○さんにお花を贈って」と話しかけて、注文するような時代もすぐ近くに迫っているのではないでしょうか。

声でフラワーギフトを注文するAlexaスキルの実現も、Amazon Payとして、ぜひお手伝いさせていただきたいと思います。
インターネット花キューピット
Website: https://www.i879.com/

*データはすべて花キューピット(株)による自社調査結果です。